目次
基本情報
香水名 | MUSE(ミューズ) |
ブランド名 | YVES SAINT LAURENT(イヴ・サンローラン) |
発売年 | 2025年 |
種類 | ユニセックス |
調香師 | Marie Salamagne |
香りの構成
- トップノート:ラベンダー、インセンス、クラリセージ
- ミドルノート:イリス、バニラ、アンブレット
- ラストノート:インク、アンバーウッド
タイプ | ウッディータイプ |
キーノート | アロマティックノート、ムスキーノート |
「インクに宿るエレガンス ― MUSE by YSL」
「ル ヴェスティエール デ パルファム」シリーズは、創設者イヴ・サンローランによるクチュールスタイルにオマージュを捧げた、香りのワードローブ(衣装部屋)シリーズです。“エレガンス”、“力強さ”、“ジェンダーレス”という、イヴ・サンローランのスタイルとスピリットを体現する“ミューズ”たちにインスパイアされた、YSLのクリエイションへのオマージュとして誕生しました。
今回の「MUSE」は、イヴ・サンローランがミューズからインスピレーションを得て描いたインクスケッチに着想を得た香りです。「紙」や「肌」を想起させる厳選された香料を用いて、インクの表情をウッディノートで表現しています。
調香師マリー・サラマーニュ(Marie Salamagne)は、
「インクには、謎めいた雰囲気の中に柔らかな印象があり、落ち着いたエレガンスとスモーキーさを併せ持っています。ウッディノートでそのニュアンスを表現し、イリスのどこかダークでメタリックな香りをアクセントにしました」と語っています。

香りは、インクの香りが中心にあり、それを引き立てるのがインセンスです。そして、イリスによって気品が加わります。次第にレザーのクールな印象と甘すぎない深みのあるバニラの香りが組み合わさり、ブラックインクのような深みを感じさせます。
「MUSE」は、静かな力強さや内面の強さを象徴する香り。モデルが衣装を纏う前の、無彩色のベース=モノトーンのイメージにも重なります。
ブランドについて
YVES SAINT LAURENT(イヴ サンローラン)
創設者イヴ・サンローランは、時代の流れを捉え、常に新しい流れを作ってきた革命的なファッションデザイナー。
彼は「デザイナーの使命は、時代の流れを把握し、これから起こりうることを感じ取り、表現していくこと」だと述べています。
新しいスタイルを確立しモードをの流れを生み出す。1960年代ブランド設立当時は、イヴと同世代の若い世代の女性が纏うことができる服を作ることを強く望んだそうです。1964年、ブランド設立から2年後に「Y(イグレック)」という香水を発表しました。彼にとって香水は「コレクションと同様に、私の考えを香りで表現したい」と述べていたそうです。これまでもエレガントかつ斬新な香りを発表してきました。
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